なんばや心斎橋などで1月24日から、割烹（かっぽう）で本格的な大阪料理を堪能できる「大阪割烹体験2014」が開かれる。

メニューの一例

　主催は、大阪市や大阪府などからなる大阪割烹体験実行委員会。料理人が客の目の前で調理する割烹スタイルは、全国に先駆けて大阪で生み出されたものといわれており、昨年、ユネスコの無形文化遺産に日本の「和食」が登録され日本の「和食」の素晴らしさが世界に認められたこの機会に、大阪の割烹を気軽に訪れて「和食」の素晴らしさ、「割烹」の魅力を広めたいとしている。

　参加するのは、大阪市を中心に豊中市、堺市などの有名割烹39店舗で、12店舗がミシェランガイドの星付き割烹。「普段あまり訪れることのない女性・シニア層をお客さまの掘り起こしができれば」（同委員会）という。

　心斎橋エリアでは「鶴林よしだ」「おおさか料理喜川淺井」「日本料理翠（すい）」「旬鮮和楽さな井」「季節料理ままごとや」「日本料理佳味光月」「懐石料理桝田」「おおさか料理淺井東迎」、難波エリアでは「善寺横丁誠太郎」「法善寺横丁正弁丹吾亭」「浪速割烹和亨」「割烹古賀」「割烹花和清（かわせ）」「日本料理川富本店」「日本橋藤久」で、ミナミエリアからは15店舗が参加する。うち4店舗が星付きだ。

　2月11日まで。期間中、昼は2,100円・3,150円、夜は5,250円・7,350円の定額特別メニューを提供する。メニューの内容は、大阪割烹体験2014のホームページで確認できる。全店予約制で、連絡は各店舗まで。