大阪・なんばの地下街「なんばウォーク」で5月24日、リアル脱出ゲーム「なんば地下帝国からの脱出」が始まる。
今年4月にリニューアル開業20年を迎えたなんばウォークが、大阪市営地下鉄なんば駅と、全国でリアル脱出ゲームを手掛けるクリエーティブ集団「SCRAP」(京都市中京区)の協力を得て実施するもの。なんばウォークを「伝説の地下帝国」に見立て、同国に迷い込んだ参加者が地下帝国の女性達が消えていく事件に遭遇。店舗や広場に点在する「20」にまつわる謎と事件を解決することで地上に脱出できるというストーリー。9月15日まで週末のうち9日間にわたり開催。10月4日以降はストーリーを変え、来年1月まで実施する予定。
23日に行われた記者発表会には、今年コンビ結成20周年の人気お笑いコンビのシャンプーハットの2人のほか、アメリカ村に4月25日にオープンした、SCRAPが運営するリアル脱出ゲームの常設施設「大阪ヒミツキチオブスクラップ」(西心斎橋2)の染川央店長が登場した。
実際に脱出ゲームを体験したシャンプーハットの2人は「どうしても自分1人では解けない問題があるので、仲間と協力して謎解きにチャレンジしてほしい」と呼び掛けたほか、染川店長はイベントの見どころとして、「なんばウォーク全体のイベント。日常的に楽しんでいる場所が謎によって非日常になり、自分が映画や小説の主人公になりきって楽しむことができる」ことなどを魅力として挙げた。
その後、イベント開催にあたり制作された応援ソング「謎、とかなくちゃ。」を、なんばウォークのキャラクター「なんばワン」、大阪市交通局のキャラクター「にゃんばろう」、なんばウォーク内の各店舗スタッフが踊りと歌で披露した。応援ソングには謎解きに関するヒントが隠されているという。
参加希望者は、イベント期間中のなんばウォーク利用1,000円分以上のレシートをクジラパークの受付で提示し、地下帝国マップや謎を解く手掛かりを記した「謎解きキット」を受け取り参加する。謎解きキット1セットを用いてグループでの参加も可能。実施日は、5月24日・25日、6月28日・29日、7月19日・20日、9月13日・14日・15日。受付時間は11時~19時で制限時間なし(複数日にわたる参加も可能)。