道頓堀の「中座くいだおれビル」(大阪市中央区道頓堀1)地下1階にあるイベントスペース「道頓堀ZAZA HOUSE」で6月2日、歌謡・演芸ショー「道頓堀歌謡onステージ」が始まる。
初回の出演者は、通天閣歌謡劇場にオープンから2013年に閉館するまで25年間レギュラー出演を続け「通天閣の貴公子」と呼ばれる林健二さん、南座・浪花座・通天閣歌謡劇場に出演を続けた野色ひとみさん、愛ゆう子さん、「通天閣のおやゆび姫」吉野悦世さん、「通天閣の舞姫」むつみせいさん。司会を、竹井輝彦さん、シンデレラエキスプレスの渡辺裕薫さんが務める。今後、月1回の定期開催を予定する。
5月26日に行われた記者発表で、「昨年通天閣歌謡劇場が閉館して、これからどこに行こうかというときに、道頓堀ZAZAで定期的に歌謡ショーを開ける運びになった。今度は道頓堀の貴公子と呼ばれるように頑張っていきたい」と林さん。司会を務める竹井さんが「演歌・歌謡が衰退している時代だが、若い子の間で歌謡曲や演歌がもう一回見直されている。僕らは芸人なので、お笑いと演歌のコラボで新しいショーができれば」と話すと、渡辺さんも「道頓堀一体が再び、演芸、お笑い、歌、全てを含んだエンターテインメントの通りになれば楽しいと思う」と意気込みを見せた。
上演は12時30分~、14時30分~(入れ替え無し)。チケットは、前売り=1,500円、当日=2,000円。