なんばCITYの飲食ゾーン「なんばこめじるし」（大阪市浪速区難波中2）に6月22日、「Bistro Cafe 羊の家 なんばこめじるし店」（TEL 06-6644-2639）がオープンした。経営は翔家フードサービス（阿倍野区）。

10時間煮込んだ「塩タンとろり」

　創作洋食料理店の同店は大阪府内で4店舗目。店内奥の壁に羊のウオール・ステッカーを貼り、カウンター席上には羊の置物を置く。席数はテラス席も含めて40席。メーンターゲットは20～40代の女性。ランチタイムはサラリーマンの利用も視野に入れる。客単価は、ランチ＝950～1,000円、ディナー＝2,800～3,000円。

　「一番人気」のメニューは、生クリームなどさまざまな調味料を使った同店オリジナルの濃厚なベシャメルソースとチーズを合わせたオリジナルクリームフォンデュにパンを付けて食べる「スイスな料理」（980円）。パンに加え、ポテト、ブロッコリー、小エビ、日替わりの具材をトッピングしたものは１,200円で提供。

　「塩タンとろり（1,280円）もお薦め」と店舗運営部長の濱田良二さん。牛タンを10時間デミグラスソースに漬けて煮込んだ後、焼き上げたもので、さっぱりしたレモンドレッシングの和風ソースとともに提供する。カボチャを蒸して裏ごししたものにチーズを使ったベシャメルソースをかけ、グラタンにした「おいしいカボチャ」（800円）や、ドリンクメニューも、赤ワインにフルーツをたっぷり載せた「自家製サングリア」（600円）など豊富なメニューをそろえる。

　濱田さんは「アットホームな雰囲気を目指し、細かな気遣いでお出迎えからお見送りまでお客さまの笑顔を作っていきたい」と意気込む。

　営業時間は、ランチ＝11時～15時、カフェタイム＝14時～17時、ディナー＝17時～22時30分。