ニュージャパン観光(大阪市中央区道頓堀)は7月3日、「ニュージャパンなんば カバーナ」(同、TEL 06-6211-0836)をカプセルホテルリゾート施設としてリニューアルオープンする。
同社は1979(昭和54)年、世界初のカプセルホテルを梅田に開業。当時は休憩と睡眠の場を提供する施設として誕生したが、今回のリニューアルでは「寝るだけでなく遊びと楽しみも提供する施設」となる。
ビジネスマンに加え外国人観光客の利用も視野に入れ、従来のものよりひと回り大きなサイズのカプセルを導入。中野好絵専務は「カプセルホテルは日本の文化なので泊まってみたいという外国人観光客も多いため、大きめのカプセルにした」と話す。
長さ207センチ、幅105センチ、高さ104センチの新型カプセルは天井を従来のドーム型から平たい形状に変え、より広い空間を実現。シティーホテルのように枕を2個用意し、これまでにはなかった背もたれも付けた。カプセル内にはテレビ、コンセント、Wi-Fiも備え、80床を設置した。男性専用。
同施設では、12時チェックイン、翌日12時チェックアウトの24時間ステイシステムを採用。ビル内にあるスポーツジム、プール、サウナ、屋上のプールサイドテラス「ルーフトップバー ウー」も利用できる。
中野専務は「内装も木目調にするなどデザインにもこだわった。ジム、スパ、レストラン、バーも利用できる新しいカプセルの使い方を提案したい」と意気込む。
料金は4,100円(金曜・土曜・祝前日は4,600円)。24時間営業。