なんばグランド花月前広場(大阪市中央区難波千日前)で7月12日・13日、体験型エコイベント「エコプロジェクト2014」が開催される。主催は大阪府遊技業協同組合。
オリジナルエコ啓発絵本「しろくまくんのてがみ」を大阪府下約1600の保育園に寄付したり、府が取り組む「生駒山系花屏風」の活動に賛同し、阪奈道路周辺にヤマザクラとシダレザクラを100本以上植樹したりするなど、エコ活動や社会貢献活動に継続的に取り組む同組合。「海氷面積の減少など、遠く離れた場所で起こっている環境破壊を身近に感じてもらいたいとイベントを企画した」(事務局の内橋広さん)。
同組合ではイベント用に、AR技術を用い北極の氷が解けていく様子を疑似体験できるコンテンツを制作。会場に9面マルチの大画面を設置し、マーカー上に来場者が立つと画面上のホッキョクグマの親子と一緒に氷の上に立っているような体験ができる。同コンテンツでは温暖化やエコに関するクイズも出題し、子どもも楽しみながら環境問題について学ぶことができるよう工夫する。
イベントに先立ち8日には、なんば経済新聞編集部にキャラバン隊が来訪。ホッキョクグマをイメージした衣装を身にまとった「夢まつりガール」が訪れ、「真夏のなんばに北極が現れる!」と元気よくコールし、スノーマシンで雪を降らせる演出でイベントをアピールした。
開催時間は10時~18時。