カジノを中心とした総合型リゾート施設(IR)の解禁に先駆け7月15日、カジノを疑似体験できるレストラン「Jack & Queen osaka」(大阪市浪速区難波中3、TEL 06-6634-2577)がオープンする。
中世ヨーロッパ貴族の社交用の別荘をイメージした同店の店舗面積は、2フロアで約110坪。ラスベガスなどのきらびやかなイメージではなく、ヨーロッパの中規模カジノをイメージした。総工費は約2億3,000万円。
地下1階は20~30代の男女をメーンターゲットにしたフロアで、ルーレット、ポーカー、ブラックジャック、バカラを楽しむことができる。実際にお金を賭けることはできず、入場時に受け取るチップを使う。2階はVIP専用フロア。
店内には初心者専用のテーブルもあり、「海外のカジノに行きたい人や、日本にできる前に練習したい人などにルールやハンドジェスチャーを覚えていただける」と広報担当の森下泰宏さん。店内ではイタリア料理を提供し、ポールダンスやゲームを鑑賞しながら食事することもできる。
同店ではドレスコードを設け、サンダル、ジャージー、タンクトップなどの服装での入場は不可。「怖い、不良の巣窟みたいなイメージを持つ人もいるがそうではないし、自分たちも海外のカジノに行って楽しかった。大人の社交場というイメージを広めたい」と話す。
入場料は、男性=5,000円(3,000円のチップと1ドリンク含む)、女性=2,000円(1,000円のチップと1ドリンク含む)。ソファ席のリザーブは基本料金に1時間2万円増し(スパークリングワイン1本、アンティパストまたはフルーツ盛り含む)。追加チップは3,000円~1万円。
営業時間は17時~翌1時。