大阪・西長堀駅近くの「大阪市立こども文化センター」(大阪市西区北堀江4)で10月9日、スイス人ジャズバイオリニスト、トビアス・プライシクさんのコンサートが開かれる。
関西を中心にジャズ情報を発信するフリーペーパー「WAY OUT WEST」が、日本・スイス国交樹立150周年を記念し、スイス大使館の後援を得て企画したもの。トビアスさんは1981年スイス生まれ。スイス・ジャズスクールに最年少で入学、同校初のジャズバイオリニストとなる。その後、ニューヨークの名門ニュースクール卒業。2007年にはチューリッヒ音楽院でクラシックバイオリンの修士学位を得た。
トビアスさんは「ジャズを一部のインテリだけの音楽から解放したい。本来のジャズがそうだったように、今の若者たちが楽しめるジャズを演奏したい」と話す。コンサートでは、最新アルバム「ドリフティング」を携え、カルテットで演奏する。
「WAY OUT WEST」を発行するJAZGRAの藤岡宇央さんは「飲食する必要のあるジャズライブハウスなどはまだまだハードルが高いと思う。世界で活躍するミュージシャンの演奏を地元大阪の人に見てもらうために、1,000円というカジュアルな価格で頑張った。演奏時間も1セットなので、気軽に足を運べると思う」と話す。
開催時間は19時30分~20時30分。料金は1,000円(高校生以下無料)。メールでの事前予約が必要。