高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)で10月1日、おせち料理の予約受け付けが始まった。
高島屋では今年、過去最多レベルとなる400種のおせち料理を販売する。同店では、地下1階食料品売り場に開設したおせちコーナーに、有名料亭や高島屋オリジナルのおせちなど数多くのサンプルを展示する。来店客は早速、サンプルを見比べながら品定めをしていた。
開業50周年を迎えた東海道新幹線とコラボした「夢の超特急おせち」(3万2,400円)は、東京から新大阪までの沿線各地の食材を使用した和・洋三段重ねのおせち。新幹線の写真を使用したパッケージや、「N700系取り箸」「風呂敷」などの付属品にもこだわった。
また、恒例企画の「家族3世代おせち」に、今年は「ドラゴンボール」(2万7,000円)が登場。和・洋中・子ども用の3段重ねで、ドラゴンボールのキャラクターを描いたパッケージや、カステラが付く。
ニーズの多様化にも対応し、カロリーに配慮した「ヘルシーおせち」(1万6,200円)、食べやすく柔らかく仕上げた「やわらかおせち」(8,856円)、少人数向けのコンパクトサイズのもの、同じ詰め合わせを2段にした「一人一重ご来客用おせち」(1万2,960円など)など、さまざまな種類をそろえる。
同社では「景気の波に左右されることなく『いいもの』を購入される傾向があり、少し張り込んででもおいしい料理を皆で堪能したい、という方は今年も多い」と分析している。実際、有名料亭のおせち料理の多くは予約初日に完売したという。
営業時間は10時~20時。おせちコーナーは12月25日まで。