スイスホテル南海大阪(大阪市中央区難波5)のマスコットキャラクター「みなみモウ」が10月4日、同ホテルで結婚式を挙げた。
「みなみモウ」は、スイスホテルのマスコットキャラクターとして存在していた牛のぬいぐるみ。スイス本国で生まれ、同ホテルには2012年7月4日に「着任」した。着任後は総支配人のクリスチャン・シャウフェルヴュルさんと共にホテルの様子を見て回ったり、各国の出張に同行したりし、その様子はフェイスブックページで発信されている。
着任から1年間は「ニウニウ」という元の名前だったが、日本に来て1年以上がたち、大阪にも慣れたということで、親しみやすい名前「みなみモウ」に改名した。そのころから、日本で出会った彼女の「みなみモウ子」とのデート姿を目撃されることも増えた。「みなみモウ子」は、同ホテル内のスパでエクササイズしたり、「みなみモウ」とスイス旅行に出掛けたりしていた。
今年3月14日のホワイトデーに、同ホテル最上階のイタリアンレストラン&スカイバー「タボラ36」で、「みなみモウ」が「みなみモウ子」にプロポーズをしたことから、結婚が決まった。チャペルで結婚式を行った後、披露宴も行った。
同ホテル広報担当の津田みな美さんは「レストラン、スパ、ウエディングなど、各部署の人が『みなみモウ』『みなみモウ子』を連れ出して、フェイスブックなどで使ってくれている。社内の人にホテルがフェイスブックをやっていることを知ってもらうきっかけにもなったし、一緒になってプロモーションしてくれるようになった」と喜ぶ。