大阪高島屋(大阪市中央区難波5)7階催事場で11月14日、総額約20億円相当の金製品を展示・販売する「大黄金展」が始まる。
食器や縁起物、仏具など約1000点の金製品をそろえる同展。今回、初披露目となるのは、ドール(東京都千代田区)とのコラボで制作した、1本5千400万円の純金のバナナで、縦8センチ、横19センチ、重さ約4キロ。モデルとなったバナナは、同社の最高級ブランドの「極撰(ごくせん)」。1本のみ限定販売する。
同社マーケティング部の大滝尋美さんは「極撰のバナナの中でも、ほどよくぷっくりした理想的な形をしたバナナを選び抜き、原型についても、理想的なバナナの形にするため何度もやりとして作成してもらった」と話す。バナナの形が綺麗に見えるように特注で台座も作成した。純金バナナを持った大滝さんは「ずっしり感があり、びっくりした」「綺麗で感動した」とも。
会場には、大坂の陣から400年を迎えたことを記念して制作した純金の「大坂城」(約400グラム、648万円)や会場内最高金額の2億2千592万円の「平成大判」(約20キロ)などを販売するほか、2015年の年賀状を模したパネルを背景に、10センチ四方の金箔(きんぱく)を約3000枚貼り付けた高さ約103センチの来年の干支「縁起・未」(2,015万円)と記念撮影できるコーナーなどを設ける。
開催時間は10時~20時(最終日は18時)。入場無料。17日まで。