高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階催会場で11月19日、同店初となる九州物産展「第1回 食の大九州展」が始まった。
会場には九州と沖縄の各地から集めた約30社の食べ物が並ぶ。九州の農業を活性化しようとJR九州が設立した「JR九州ファーム」が販売するのは、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」でも料理の材料として使われている卵「うちのたまご」(6個=451円、10個=751円)。ストレスを与えないように育てられた鶏の卵は、厚みのある白身やほんのり甘い黄身が特徴。この卵を使った「うちのたまごケーキ」(1,050円)、「うちのたまごミニケーキ」(211円)も販売する。同社の農場で育てた大分産のニラ、熊本産のミニトマト、宮崎産のピーマンも。
博多の屋台ラーメンもイートインで登場。「春吉ラーメン」は、定番の「博多ラーメン」(581円)のほか、関西では珍しい「焼きラーメン」(701円)を各日50食限定で提供する。ラーメンに使う細麺を豚骨スープとオイスターソースで炒めたもので、博多の屋台が発祥といわれるもの。営業時間は10時30分~20時(最終日は15時30分ラストオーダー)。
長崎県・対馬の煮穴子重「西のとろあなご重」(1,998円、各日300食)も行列ができるほどの人気。対馬の西沖で採れる穴子は肉厚で脂の乗りもよく、地元水産業社が「西のとろあなご」としてブランド化を進めており、その多くは築地に送られホテルや料亭で提供されているという。
そのほか長崎県のジャガイモチップスを砕いて混ぜ込んだキャラメルをソースにし、長崎県のジャージー牛乳を使ったソフトクリームにトッピングしたパフェ「ジャガメルソフト」(432円)、鹿児島県・宮崎県の焼酎メーカー10社が出店し、35種類の焼酎を1杯324円~648円で楽しめるイートインスペース「焼酎BAR」も設ける。
営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。今月24日まで。