南海電鉄は3月7日、南海難波駅~今宮戎駅間の高架下にある商業施設「なんばEKIKANプロジェクト」(大阪市浪速区敷津東1)の第2期エリアをオープンする。
「Zepp Namba」東側の南海電鉄高架下スペースに昨年4月26日、北側の第1期エリア(271坪)を開業した。「人と人をつなぐ」をテーマに趣味性の高い店舗を集積、自転車店「cycle HERO(サイクル ヒーロー)」、DIY用品店「DIY FACTORY OSAKA(ディーアイワイ ファクトリー オオサカ)」、レストラン「Charcoal Grill Parlor Orquesta(チャコール グリル パーラー オルケスタ)」をオープンした。
第1期エリアと道路を挟む南側にオープンする第2期エリア(144坪)も、第1期エリアと同じ「人と人をつなぐ」をテーマに、「感度や趣向が似た人々が店舗を通じて交流する商業ゾーン」を目指す。カフェ「TULLY’S COFFEE(タリーズコーヒー)」(63坪)、ダイビングショップ「OCEAN STAGE(オーシャンステージ)」(20坪)、スノーボード、サーフィンなどの「LEAD Osaka(リード オオサカ)」(61坪)がオープンする。第1期エリアにはなかった、高架下の空間を楽しめる店舗間の通路も設ける。
同社流通営業本部の森達哉さんは「『モノ』をただ販売するだけではなく、店舗を通じて『交流』という『コト』を起こしていきたい。年齢・性別を問わず、自転車・DIY・ダイビング・スノーボード、そして高架下という空間をリノベーションしたカフェ空間に魅力を感じる方に集っていただき、同じような感性や趣向を持つ方の交流の場として機能すれば」と話す。
来春には、第1期エリア北側に第3期エリアの開業も予定する。