なんばウォークにお菓子の「縁結び神社」-チョコ50キロ使用

「お菓子の縁結び神社」鳥居の高さは2.4メートル

「お菓子の縁結び神社」鳥居の高さは2.4メートル

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 大阪・難波の地下街「なんばウォーク」内クジラパークで2月9日、「お菓子の縁結び神社」の完成セレモニーが行われた。

大阪調理製菓専門学校の学生、約40人が手掛けた

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 お菓子で作られた「縁結びなんばワン神社」は、同地下街のバレンタイン企画の一環。パティシエを目指す大阪調理製菓専門学校(泉大津市)の学生約40人が手掛けた。今年は、恋のパワースポットで有名な京都・伏見稲荷大社の協力を得て、同神社をモデルに鳥居や社殿をデザインした。各パーツの準備を1カ月以上前から進め、現地では7日から組み立てを行っていた。

 使った材料は、チョコレート約50キロ、砂糖約150キロ、クッキー約1000枚のほか、マカロン、シュー生地、グラスロワイヤル、あめ細工、パン細工など。鳥居の高さは2.4メートル、社殿は高さ1.8メートル、幅3メートル、奥行き2.1メートルの巨大サイズ。9日に行われたセレモニーでは、学生と「なんばワン」らが参加。縁結び神社の鳥居看板の除幕後、学生たちが参拝し、訪れた一般客にお菓子で作った「いなりスイーツ」を振る舞った。

 リーダーの製菓総合本科2年生の今西美帆さんは「グラスロワイヤルで作った鳥居を、同じ色や形にそろえるのが難しかった。こだわった部分はパン細工で作った1100枚の瓦。訪れた人の恋の願いがかなって、良い縁がありますように」と話す。

 11日からは、なんばウォークのキャラクター「なんばワン」と、伏見稲荷大社を舞台にした漫画「いなり、こんこん、恋いろは。」のキャラクターを用いた「なんばワン×うか様恋みくじ」(各日先着2000枚)や、恋愛に関する願いを書いて伏見稲荷大社に奉納できる「なんばワン絵馬」(同600枚)を配布する。

 お菓子の縁結び神社は今月14日まで展示。

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