大阪・難波の地下街「なんばウォーク」内にある「ウォーターパーク」が4月30日、「フォレストパーク」にリニューアルした。
なんばウォーク開業21年目の節目を記念し、初のレストスペースを設けた同広場。
「ウォーターパーク」は1971(昭和46)年、虹のまち「水の広場」として誕生。1994年のなんばウォーク開業に伴い、「ウォーターパーク」として開設し長年親しまれてきたが、東日本大震災による水節約の世相を反映して今回のリニューアルに至った。
広場のシンボルとして建設した「Forest tree」は、LEDの間接照明を使い天井からの木漏れ日をイメージ。全12本のうち6本にベンチを設けレストスペースを作った。照明は30分ごとに色を変え、天井からは季節ごとに花びらや木の葉、雪の結晶などをイメージしたムービング照明が床に映し出される。「深呼吸したくなる空間を提供したい」との思いから、森をイメージしたアロマの香り機能も備える。
同施設内では現在、リニューアル記念イベントの特設会場を設け、「付けまつげ」を付けた「フォルクスワーゲン The Beetle」を展示するほか、女性限定で当日購入レシート1,000円以上の持参者に「グラノヤカルビー」のグラノーラと「カスピア」のカスピ海ヨーグルトをミックスした「リニューアル記念オリジナルスイーツ」を進呈する。5月6日まで。
大阪地下街の高橋秀一郎社長は「訪れた人に幸せをもたらし、皆さまにとって止まり木のような存在になれたら」と話す。