なんば経済新聞の今年上半期PV(ページビュー)ランキングは、「道頓堀に国内最大『一蘭』、関西初『一蘭屋台』も」が1位になった。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10 位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 道頓堀に国内最大「一蘭」、関西初「一蘭屋台」も(4/13)
2. 「堂島ロール」のモンシェールがコンビニ向けスイーツ サークルKサンクスで(4/20)
3. 「パンケーキの次はこれ」と話題 関西の大丸2店で「ポップオーバー」限定発売(4/22)
4. スイスホテルが「ブランチ」テーマのバイキング-「マカロンステーション」登場(1/23)
5. なんばパークス屋上に「ウラなんば」の屋台が集合-期間限定で(1/15)
6. 心斎橋のホテル支配人が「ウサギ」だと話題に 客の「忘れ物」きっかけで(5/29)
7. 大丸にイケメン隊-バレンタインに向け「壁ドン」練習中(1/14)
8. なんばマルイにシナモンロール専門店「シナボン」-2日間限定で(1/20)
9. 南海、不発弾処理のため運休へ パークス・CITY南館も影響(5/7)
10. なんばパークスに子ども向け室内公園「コドモニア」(3/17)
飲食店がひしめくミナミエリアらしく、ランキング上位は飲食の話題が独占した。関西国際空港を利用する外国人観光客が急増する中、ミナミの街にも「爆買い」をする外国人観光客の姿があふれている。1位を獲得したラーメン店「一蘭(いちらん)」の話題は、道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」沿いにあった道頓堀店はそのままに、新たに「道頓堀店屋台館」をオープンすることを報じた記事。道頓堀店には昨年、外国人が40万人も来店したことから、インバウンド需要を当て込んでミナミ2号店を出店した。スタッフの3分の1を外国人にしたり、メニューを外国語対応にしたりと工夫する。
2位・3位・4位・8位はいずれもスイーツ関連の話題。コンビニスイーツや気軽にテークアウトできる催事での出店など、話題性の高いスイーツの記事は反響が大きい。7位のイケメンによる「壁ドン」も、バレンタインの販促企画として大きな話題になった。
6位のホテル支配人が「ウサギ」だという記事は、ネットに親和性の高い動物ネタということと、東日本大震災の時に宿泊客が残していった不遇のウサギが今や人気者になっているというストーリーが話題を呼び、この記事をきっかけとして大手メディアからの取材も多数舞い込んだという。
2015年は道頓堀開削400周年という節目の1年間になる。目玉コンテンツとなるはずだった「道頓堀プール」が実施断念となったほか、商業施設の新規開業やリニューアルなど、ハード面での話題はしばらく見当たらないが、歩いて面白く、食べておいしい観光の街でもあるミナミの話題を伝える街の記録係として、下半期もニュースを配信していきたい。