なんばパークスシネマ(大阪市浪速区難波中2)で7月11日、「映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~」の公開を記念し、粘土で人形を作ってコマ撮りアニメを制作する体験教室が開催される。
「映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~」は、「ひつじのショーン」シリーズ初となる劇場版。「ひつじのショーン」は、イギリスのアニメーションスタジオ「アードマン・アニメーションズ」制作の「ウォレスとグルミット」に登場した羊のショーンを主人公にしたスピンオフ作品で、日本ではNHKで放映されている。本作では街を舞台に、羊のショーンとその他の羊、牧羊犬、牧場主らの交流が描かれる。全編ストップモーションアニメで制作されている。
体験教室にはアニメーション制作を行うミツマメプロ(大阪市東成区)が協力。毎日放送テレビの情報番組「せやねん!」オープニングなどを手掛けたアニメーション作家らが、ストップモーションアニメーションを手ほどきする。アードマン・アニメーションズ公認の粘土を使用し、映画のワンシーンをイメージした撮影が体験できる。同社社長の植村泰之さんは「CGアニメが流行している今だからこそ、コマ撮りアニメの奥深さに触れてほしい。夏の思い出にぜひ」と呼び掛ける。
体験教室は12時~16時、1人30分程度。参加費は500円。定員20人。現在、予約を受け付けている。同映画はなんばパークスシネマのほか、大阪ステーションシティシネマ(北区)などで7月4日より公開。