大阪・心斎橋のホテル日航大阪(大阪市中央区西心斎橋1)は7月7日、ホテル3階にある日本料理「弁慶」(TEL 06-6244-2419)を全面リニューアルオープンした。
同店のリニューアルは、1982(昭和57)年9月4日の同ホテル開業以来初めて。「御堂筋の四季」をコンセプトに、日本の伝統技法である「組子細工」を3層に重ねイチョウの葉に見立てた装飾を、エントランスをはじめ店内各所に取り入れた。御堂筋側の通路に四季をイメージした色を、テーブル席には和紙とガラスを採用し、「和モダン」に仕上げた。
店内には、完全個室を2室(10人用、8人用)設け、接待や結納にも対応。組子格子により人数に合わせて設定できる半個室、御堂筋を眺められるテーブル席やカウンター席、樹齢250年の吉野ヒノキの一枚板を用いたすしカウンターも設ける。合計98席。
メニューは、これまでの本格会席に加え、単品メニューや大皿料理を充実させた。リニューアルにより、50歳以上が中心だった従来の客層に加え、35~50歳の新規層やビジネス利用客なども取り込みたい考え。
営業時間は、朝食=7時~9時30分、昼食=11時30分~14時30分、夕食=17時30分~21時30分。
同ホテルでは7月10日から、20~22階の102室を改装し「プレミアムスーペリアフロア」として販売開始した。「上質なシティーモダン」をコンセプトに、家具などの配置を工夫し広さを演出したほか、シングルルームはベッド幅を160センチに拡大し、ツインルームはバス・トイレをセパレートにするなどした。