楽天グループで通信サービスを手掛けるフュージョン・コミュニケーションズ(東京都千代田区)は7月31日、大阪・ミナミの地下街「クリスタ長堀」に、「楽天モバイル」の専門店の全国1号店となる「楽天モバイル 心斎橋店」(大阪市中央区南船場4)を出店する。
「楽天モバイル」は、同社が2014年10月29日に開始した、NTTドコモの回線を利用するMVNO(仮想移動体通信事業者)サービスで、音声通話対応SIMカード、データ通信専用SIMカードでの通信サービスを提供しており、SIMカードとSIMフリーのスマートフォンやタブレットをセット販売している。
これまではオンラインでの申し込みが主流で、東京に2店舗ある「楽天カフェ」と、仙台にある「楽天イーグルスショップ」に、申し込み受付や相談ができるカウンターを併設してきたが、専門店は今回の出店が初めてとなる。
店舗面積は約59平方メートル。端末を手に取って試すことができるほか、スタッフから直接、サービスに関する説明を受けたり、申し込みを行ったりすることができる。クリエーティブディレクターとして佐藤可士和さんが監修した店舗内装は、黒を基調としたスタイリッシュなデザインになるという。
同社経営企画部の溝口さんは「大阪に初の専門ショップの出店となる。店内に展示する端末を自由に手に取ってお使いいただくことも可能なので、ぜひ気軽にお立ち寄りいただきたい」と話す。
営業時間は10時~21時。