心斎橋BIGSTEP(大阪市中央区西心斎橋1)4階の「BIG CAT」で7月21日、ショーイベント「ヴィーナスサマーフェス 2015」が開催された。
TOTAL BEAUTY COLLECTIONのショーの様子
2014年に第1回が開催され、今年で2回目となる同ショーは、ヴィーナスアカデミー 大阪校に通う生徒約200人が授業の成果を、ブランドショーやダンスパフォーマンスを通して表現する。入学を希望する高校生をターゲットに無料で招き入れた。
LICCA(リカ)さんによるDJからスタートした同ショー。「TOTAL BEAUTY COLLECTION」では、ビューティスペシャリスト学科の1年生が6チームに分かれ、トータルコーディネートしたスタイリングを披露。「大人クール」をテーマにした「La gemme(ラ ジェム)」チームが最優秀賞を受賞し、「とてもうれしい。まさか最優秀賞を頂けるなんて思ってなかった」と賞状を受け取り、笑顔を見せた。学生から選抜された18人がランウェーを歩くショー「VENUS BEAUTY SHOW」では、観客からの「かわいい!」の声であふれた。
メーン企画の「KISS&WINK」は、ファッションプレス専攻の2年生7人が「Neo 70's color mix」をテーマにデザインした洋服をモデルが着用して、ランウェーを歩くもの。学生らはデザイナーとしてモデルと登場し、服のポイントやこだわりを観客らに解説。着用したモデルらは「本当に学生が作ったなんてびっくり」「実際に販売されている服みたい」と絶賛した。
ファッションプレス専攻担任の林奈央子さんは「ショー本番直前にトラブルが発生したとき、周りに頼るのではなく自分たちでなんとかしようとしている姿を見て、彼女たちのプロ意識を感じることができてうれしかった。この意識の強さがショーの成功に導いたのだと思う」と話す。