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大阪新美術館コレクションをウィキペディアに 市立中央図書館でイベント

京都で開催した同イベントの様子

京都で開催した同イベントの様子

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 大阪市立中央図書館(大阪市西区北堀江4)で8月30日、大阪新美術館のコレクションに関する記事をウィキペディアの記事としてまとめる参加型イベント「Wikipedia ARTS(ウィキペディア アーツ)大阪新美術館コレクション」が開かれる。

 「Wikipedia ARTS」とは、一般市民が協力し、地域のARTS(文化芸術)について調べ、インターネット上のフリー百科事典「ウィキペディア」に記事としてまとめるプロジェクト。大阪を中心にアートの普及・啓発活動を行うアートイノベーターの鈴木大輔さんが考案し、4月19日に京都府立図書館で初開催し、今回が2回目となる。

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 京都での開催時には、30~50代を中心とした約35人が参加。京都市美術館で開催されていた「京都国際現代芸術祭2015」を見学した後、6グループに分かれ、同芸術祭に出展していた40組から選んだ6人のアーティストの記事をウィキペディアに新規投稿したほか、1人の記事に加筆をした。今回は、2020年度までに大阪・中之島で会館を目指している大阪新美術館建設準備室のコレクションをテーマに、同準備室研究主幹の菅谷富夫さんからレクチャーを受けた後、大阪市立中央図書館にある文献を調べて記事を作る。

 「より良い社会の実現にはアートが必要だが、人々がアートに触れる時間は減っている。アートで社会をイノベートしていくよりも先に、アートをイノベートしないといけない」と話す鈴木さん。アートに接する窓口として、世界中の人がアクセスできるウィキペディアにアート関連の記事を投稿することを思い付いたという。「ウィキペディアに登録されているアート関連の日本語の言葉の数は、英語に対して46%程度とまだ少ない。アートに興味がある若い人や、アートを学んでいる大学生などにも参加してもらえれば」と呼び掛ける。

 開催時間は13時~17時。参加無料。事前申し込みが必要で、定員は50人。