大阪・ミナミの地下街「クリスタ長堀」に7月31日、「楽天モバイル」専門店の全国1号店となる「楽天モバイル 心斎橋店」(大阪市中央区南船場4、TEL 06-6282-2085)をオープンした。運営は、楽天グループで通信サービスを手掛けるフュージョン・コミュニケーションズ(東京都千代田区)。
「楽天モバイル」は、同社が2014年10月に開始したNTTドコモの回線を利用するMVNO(仮想移動体通信事業者)サービスで、専門店の出店は今回が初めて。店内では、約38台の携帯端末がそろい、専門スタッフによるサービスに関する説明を受けたり、申し込みができたりするほか、展示された端末を手に取って自由に試すことができる。
店舗面積は約59平方メートル。クリエーティブディレクターの佐藤可士和さんがデザインした内装は、黒と白を基調にした、楽天のロゴのメーンカラーである赤色が映えるデザインに仕上げている。縦約1メートル50センチ、横約2メートル60センチの3枚のデジタルサイネージが店の奥を囲む近未来的な雰囲気。席数は11席で、店の中央には待合スペースも設置。イメージキャラクターのサッカー選手・本田圭祐さんのサイン入りユニホームも飾っている。
同日行ったオープン記念イベントでは、平井康文副社長と、楽天モバイル事業部長の大尾嘉宏人さんが登場し、テープカットを行った。平井さんは「従来の携帯ショップにはない、日本で最もおしゃれな最もお客さまが楽しんでいただけるような店に仕上がっている」と話し、「これからもお客さまの期待に応えるべく、全力で真っ向勝負していきたい」と同モバイルのキャッチコピーを使い意気込みを見せた。
営業時間は10時~21時。