大阪・アメリカ村の「digmeoutART&DINER」(大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-6213-1007)が9月1日、オープン9周年を迎える。同4日から、9周年を記念した写真展「graphical photography by mitsuo shindo」を開く。
ジャケットデザイナー、映像ディレクター、映画監督として1990年代から日本の音楽文化を発信し続けている、信藤三雄さんの「写真家」としての側面を取り上げた同展。5月の東京開催に次ぐ巡回展となる。
松任谷由実さん、ピチカート・ファイヴ、Mr.Children、MISIAさん、宇多田ヒカルさんなど、信藤さんがこれまで手掛けたレコード、CDジャケットは約1000枚。桑田佳祐さんら数多くのアーティストのプロモーションビデオ、ライブ、CM、映画などの演出も務める。同展では、フリッパーズ・ギターやAKB48など、日本を代表するアーティストの写真を展示する。
店主の古谷高治さんは「南堀江で2002年に始まったギャラリーカフェ『digmeoutCAFE』から、さらにアートや音楽、カルチャーを身近に感じて楽しんでもらえるようなスペースを考えて形にしたのが『digmeoutART&DIENR』。心斎橋アメリカ村という場所柄もあり、アートだけでなくカルチャーに興味のある方が来て楽しんでくれるほか、全くアートに興味のない人でも偶然の出会いを楽しんでもらえる場所として街に根差してここまでやってこられた。今後も大阪を面白くする試みを仕掛けていきつつ、街の情報発信基地として頑張りたい」と意気込む。
開催初日の4日は、オープニングレセプションを開き、信藤三雄さん、谷口純弘さん(DMOARTS/FM802)さんがトークライブを行う。19時~23時。入場無料。
営業時間は12時~24時。9月13日まで。