大阪・心斎橋の「calmspace(カームスペース)」(大阪市中央区南船場4)で9月20日・21日、「第13回ペンギンアート展」が開催される。
ペンギンをテーマにした手作りアート作品を展示するイベントとして、1997年に兵庫県芦屋市のギャラリーで初開催された同展。2001年に主宰者の大田健嗣さんが急逝した後も、有志による実行委員会が組織され開催が続けられている。出展作品の増加と、全国から集まる来場者に対応するため、2006年からは芦屋を離れ、東京、大阪、長崎などに場所を移し、2年に1度開催している。
13回目となる今回は、第一線で活躍するプロのアーティストから、クリエーターの卵、主婦、小学生、幼稚園児まで76組が、絵画、陶芸、彫刻、アクセサリー、Tシャツ、手作り雑貨などを出展する。針を使わずにオリジナルデザインのがまぐちを作るワークショップ「ボンドで作るペンギンがま口を作ろう!」も開く。参加費900円。
実行委員会の山下康彦さんはペンギンについて、「ペンギンを好きになるきっかけは、たいていの場合はかわいらしい姿だと思う。しかしながら、ほとんどを海洋で過ごすため、その生態はまだ学術的に知られていないことも多くミステリアスな側面もある」と話す。「世界のペンギンの仲間は18種で、日本ではそのうちの11種類、2千数百羽のペンギンが飼育されていて世界一の飼育数。しかし野生では絶滅が危惧されている」とも。
開催時間は、20日=10時~18時30分、21日=10時~17時(物販は15時まで)。入場無料。