大阪・道頓堀で3月24日、日本最大の街頭ビジョン「ツタヤエビスバシ ヒットビジョン」の点灯式が行われた。
同ビジョンは、屋外広告業を手掛ける「ヒット」(東京都中央区)が運用する広告用デジタルサイネージで、「TSUTAYA戎橋店」(大阪市中央区道頓堀1)の北側壁面と屋上部分を利用して設置した。
サイズは、壁面部分が高さ17.3メートル、幅15.4メートル、面積265平方メートル。屋上部分が高さ10.2メートル、幅18.6メートル、面積190平方メートル。同社によると、計455平方メートルの表示面積は日本最大という。
光源には日亜化学工業製SMD型LED素子を20ミリピッチで採用し、鮮明な映像が映し出せるという。ビジョンは2面をシンクロして投映でき、上下で別々の内容にすることもできる。投資額は5億円。広告料金は、30秒の占有枠を6社でローテーションする場合で、1社1週間あたり450万円。戎橋周辺の通行人数は平日=約20万人、休日=約30万人。
松丸敦之社長は「大阪といえば道頓堀や戎橋のあたりが東京から見ても価値がある。条例も考慮し、進出を決めた」と話す。