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なんば・新歌舞伎座跡に「ホテルロイヤルクラシック大阪」 2019年10月開業へ

低層階は新歌舞伎座をモチーフにしたという「ホテルロイヤルクラシック大阪」の完成イメージ

低層階は新歌舞伎座をモチーフにしたという「ホテルロイヤルクラシック大阪」の完成イメージ

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 冠婚葬祭大手のベルコ(兵庫県西宮市)が2019年10月、大阪ミナミの新歌舞伎座跡に「ホテルロイヤルクラシック大阪(仮称)」(大阪市中央区難波4)をオープンする。

最上階のバーラウンジ

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 地下1階、地上19階の都市型ホテル。150室の客室(ダブル=126室、ツイン=15室、スイート=9室)、2つのレストラン、バーラウンジ、5つのバンケットのほか、ブライダルに対応するため、2つのチャペル、フォトスタジオ、ブライダルサロンも設ける。地下鉄なんば駅とは地下1階で接続する。敷地面積は2242平方メートル、延べ床面積は26492平方メートル。総工費は160億円を予定する。

 同社広報企画部の常木徹さんによると、低層部は新歌舞伎座のファサードと屋根の一部を継承したデザインとなり、屋根の一部で実際に使われていた棟飾りを使う予定。屋根の最上部にあった棟飾りはホテル1階に飾ることを検討中だが、「約2メートル四方と大きく、スペースの都合上設置できない場合もある」という。高層部はアルミルーバーを複数枚重ねた、繊細でダイナミックなデザインとなる。

 フロア構成は、地下1階=ロビー、テナント、駐車場、1階=エントランスロビー、テナント、カフェ、2階=レストラン、ラウンジ、3階=バンケット(2室)、4階=事務室、5階=ウェイティングルーム、6階=チャペル、フォトスタジオ、7階=バンケット、8階=バンケット、9階=バンケット、10階=ブライダルサロン、11階=ホテルラウンジ、ホテルレセプション、レストラン、12~18階=客室、19階=チャペル、アトリウム、バーラウンジ、パーティールーム。

 同社は東京と北海道で2つのホテルを運営しているが、本格的なシティホテルを運営するのは今回が初めて。「大阪ミナミのランドマークとなり、インバウンドが進む国際観光都市大阪の発展にも貢献していきたい」と同社。着工は今年6月を予定する。

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