高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)で6月29日、販促キャンペーン「なんばde夏!女子祭り NANBA GIRL」が始まった。
百貨店にとっては、安定顧客である富裕層や爆買いに代表されるインバウンド売り上げに対し、中間層の消費をいかに取り込むかが課題となっている。そこで同店では夏のバーゲン商戦、ボーナス商戦に向け、時計やアクセサリーといった高額な「自分へのご褒美需要」が見込まれる商品に加え、ファッション関連商品やグルメ、体験型イベントを多くラインアップ。さらに「戦略ターゲット」として設定している25歳~44歳の女性を取り込むため、同キャンペーンを企画した。
キャンペーンのテーマは「DISCOVER WONDER NAMBA ~なんばで世界を発見!なんばガールのまち歩き!」。リオデジャネイロオリンピックを目前に控え、なんばエリアで世界を体験できるスポットも盛り込んだ小冊子を作製し、同店だけでなく戎橋筋商店街やウラなんばでも配布するほか、7月16日・17日にはゆかたを着用しなんばエリアのおすすめ店舗・スポット巡る街歩きツアー「DISCOVERなんばツアー」を開催する。地元の商人がガイドとなり戎橋筋商店街から法善寺を巡り、ランチや喫茶でなんばを体験する。参加費は1,500円(同店ホームページで事前申し込みが必要)。
店内でも、20~40代の女性に向けたさまざまな体験イベントを行う。ヘアアレンジやファッションアドバイス、インテリアグッズの制作ワークショップ、食のテイスティングなど約25種類を予定する。
営業時間は10時~20時30分。今月26日まで。