大阪市浪速区役所が7月28日、まち歩きイベント「なにわ区まちあるき」を開催する。

　街の魅力を生かしたにぎわい作り事業を展開している同区では2007年、7月28日を「なにわの日」と制定。毎年この日を中心に、区内の地域団体や企業、公共施設、観光施設などと協力し、さまざまなイベントを行っている。10回目となる今年は、市場の朝市や、子どもによるダンス、コンサートなど、過去最多49イベントを行う。

　「なにわ区まちあるき」も同事業の一環。当日は、FM OSAKAの収録スタジオや、なんばパークスのパークスガーデンにある貸農園など、普段なかなか入ることができない場所の見学を行うほか、難波八阪神社や今宮戎神社を巡り、新世界で名物の串カツランチを食べる内容となっている。コース全長は約3.7キロ。

　市民協働課の武内真一郎さんは「大阪の都心に位置する浪速区には、大阪らしい新世界や通天閣のほか、なんばパークスやポップカルチャーあふれる日本橋といった注目のスポットが歩いて回れる範囲にある。市内24区で最も面積は狭いが、魅力の詰まった浪速区を訪れ、夏のなにわを遊び尽くしてほしい」と参加を呼び掛ける。

　開催時間は9時～12時30分。参加費は728円。参加は、はがきかFAXで要事前申し込み。定員30人（1組4人まで、応募者多数の場合は抽選）。7月15日必着。