大阪・心斎橋に7月18日、焼き肉店「華道」(大阪市中央区心斎橋筋2、TEL 06-6213-5529)がオープンした。
神戸牛を中心とした国産ブランド牛を使う同店は、北新地にある中国料理「遥華」の姉妹店。社長の李少華さんは「自分も肉が大好きで、中国の人たちにもっと和牛の文化を知ってもらいたい。今までの経験を生かして、中華だけでなく違うジャンルでの挑戦をしたい」と話す。
インバウンド観光客が増加傾向にある心斎橋では、飲食店での外国人観光客に加え、「地元の人にも快適に過ごしてほしい」との思いから、店内は人目を気にせず食事ができる完全個室制とするほか、入り口には「時間を気にせずくつろげるように」と、針のない時計を設置する。
内装は黒を基調とした落ち着いた雰囲気で、座席は200席を用意。最大60人入ることのできる個室には、二次会や宴会用に約100インチのプロジェクターも設置する。4人用と6人用のVIPルームも用意する。
メニューは、コース料理(4,000円~)5種類に加え、盛り合わせ(1,728円~)や、肉や野菜などの単品メニューも用意する。VIP席だけが注文可能の裏VIPメニューも用意。消化を助ける効果のあるという下原料理長作のオリジナルドリンクも。客単価は5,000円~6,000円。
中国人の店員も多く採用し、日本語、英語、中国語の3カ国語に対応できるようにしインバウンド対策も強化する。
李さんは「今後は焼き肉だけでなく、『焼き肉と中華』や『焼き肉と和食』がコラボレーションしたものも展開していきたい」と話す。
営業時間は16時~23時(土曜・祝日・祝前日は23時30分まで)。