大阪・南船場にある4つの写真ギャラリーで10月4日、「南船場フォトウォーク2016 ~未来につなぐ、フィルム写真展~」が始まる。
南船場の「Photo Gallery壹燈舎(いっとうしゃ)」(大阪市中央区南船場2)、「ギャラリー・アビィ」(同)、「ソラリス」(南船場3)、「kisou」(同)の徒歩5分圏内の4つのギャラリーが共同開催するフィルム写真展。「写真のスタイルやギャラリーを越えて、写真を楽しむ人たちの輪が広がってほしい」という思いから2012年に初開催し、今回で5回目。昨年は2300人が来場した。
会場では、公募で選定した60人の作品を展示。写真展示だけでなく、特製バッジなどを進呈するスタンプラリーも。写真の魅力がより伝わるよう「ビタミンCフィルム現像」や「モノクロ暗室のちょこっと体験」などのプログラムも連日開催予定(料金=1,080円~、定員制)。レンズ付きフィルム「写ルンです。」を使った撮影会も初開催する。
「ソラリス」の橋本大和さんは「フィルムは古びた過去の道具ではなく、まだ代わりのないものだと思う。ぜひ気軽に足を運んでほしい」と話す。
開催時間はギャラリーにより異なる。10月9日まで。