大阪・アメリカ村の複合商業施設「心斎橋ビッグステップ」(大阪市中央区西心斎橋1)が11月23日、館内緑化を主体にリニューアルした。
同施設は1993年に大阪市立南中学校跡地にオープン、アメリカ村を代表するファッションビルとして人気を集めてきた。2013年3月に三栄建設(大阪府八尾市)が所有権・運営権を取得、グループ会社の大阪屋通商(西心斎橋2)がビルマネジメントとプロパティマネジメントを行っている。近年、「スポタカ」などの有名テナントの誘致、音楽やマルシェなどイベントの強化、ピンボール場の開設などさまざまな展開を試みている。
リニューアルにより、南北の公開空地を中心に、館内を樹木や植栽で全面的に緑化。南側1階にシンボルツリーを設けたほか、アトリウム1階部分を「空中庭園」として緑化した。共用部分である通路やエスカレーター、各フロアのトイレもリニューアル。1階アトリウム西側には180インチの大型デジタルサイネージを新設した。
同日リニューアルイベントとして、地下1階にギャラリー・アトリエ「KAKIBA」を構える黒田征太郎さんと7人の音楽アーティストによるライブペインティングと、レゲエシンガーPUSHIMさんによるイルミネーション点灯式が行われた。