大阪・心斎橋に11月29日、「ホテル ザ グランデ 心斎橋」(大阪市中央区東心斎橋1、TEL 06-6212-7170)がオープンする。運営はブルーボックス(同)。
地上8階建てで、客室は「スイート」(3室)、「アーティスト」(3室)、「ツイン」(23室)、「シングル」(16室)の全45室。全て異なるデザインとなる。ターゲットは旅行客や女性グループ。
アーティストルーム「着生床」は、希少植物を追って世界中を冒険するプラントハンター・西畠清順さんがプロデュース。客室の壁を全て着生植物で覆い「森林浴体験が可能」という。西畠さんプロデュースのもう一つの部屋「只楽(ただたのしむ)」は「ひたすらシンプルに時を楽しむ様」を意味する禅語「只楽」がコンセプト。世界各地から集めた植物で創作した坪庭を配置し、壁には書道家・青柳美扇さんの作品を展示する。
アーティストルーム「漆黒」は、焼き杉の黒い板や黒皮鉄板など、黒を基調としており、壁には書道家・武田双雲さんの書道作品を掲げる。アメニティーは「ブルガリ」を導入。同タイプの部屋とスイートで利用できる。
同ホテル広報の牧浦佑至さんは「ただ泊まるだけのホテルではなく、わざわざ泊まりに来たくなるホテルにしたい」と意気込む。
料金は2人1室1万600円~。