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ミナミに福を届ける「宝恵駕行列」 520人の大行列が練り歩き

道頓堀を練り歩く宝恵駕行

道頓堀を練り歩く宝恵駕行

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 道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」で1月10日午前、宝恵駕(ほえかご)行列の出発式が行われ、福娘や上方落語協会会長の桂文枝さん、NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」坂東静子役の三倉茉奈さんらが登場した。

[動画] 宝恵駕行列の様子(先頭から最後尾まで)

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 出発式では、駕籠(かご)に乗る文楽、歌舞伎役者、芸能人らが登場し集まった人々に向けあいさつした。桂文枝さんは「大阪が元気になるように、万博が大阪に来るようにお願いしたい」とあいさつした。

 慣例にならい、一行は宗右衛門町の元・南地大和屋前(現・ホリデイ・イン大阪難波前)で隊列を整え出発。宗右衛門町から堺筋を回って道頓堀を進み、戎橋横に設けた「戎舞台」で再びあいさつした後、戎橋から今宮戎(いまみやえびす)神社まで「ほえかご、ほえかご」と声を掛けながら巡行した。

 行列の長さは250メートル以上、総勢520人。今宮戎神社で授かった「福」をミナミの各地に届け歩いた。同日19時からは、地元商店街が主体となって行う宝恵駕行列の「夜の部」も行われる。

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