道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」(大阪市中央区道頓堀)で5月20日・21日、地域活性化イベント「地旅(じだび)フェスin大阪」が初開催される。運営は全旅(中央区)。
「地旅」は旅行会社である同社が販売する、地域活性化を目的とした旅行を指す。同社と大阪市中央区商店街連合会が「旅行会社と商店街が連携することで大阪ミナミエリアを盛り上げることができるのでは」と考え企画したという。戎橋から太左衛門橋の間の道頓堀両岸で、西日本を中心に20のブースが物販販売などを行う。道頓堀川に浮かべた水上ステージで「殺陣(たて)道ショー」や「郷土芸能」の披露も行う。
同フェスでは「爆買い」に代表される「モノ消費」に対して、地域ならではの文化体験などの消費活動を「コト消費」として体験型のイベントを多数用意。道頓堀周辺の体験型施設で利用できる共通クーポン「コト・クーポン」を販売するほか、ブースの中に「コト体験ブース」を設け、食品サンプル作りやお好み焼きをコテでひっくり返す体験など、ミナミエリアならではの体験を提供する。
実行委員会事務局の富本一幸さんは「来場するお客さまだけでなく、全国から参加するブース出展の団体の皆さまにもミナミに来て良かったと思ってもらえるようにしたい」と話す。「今後は今回販売する『コト・クーポン』をミナミに来訪される国内外の観光客や全国の旅行会社に流通・利用されるようにしたい」と意気込む。
開催時間は11時~18時30分(21日は18時まで)。