スイスホテル南海大阪(大阪市中央区難波5)は6月1日、最上階にあるレストラン「タボラ36」(TEL 06-6646-5125)のディナーコンセプトをリニューアルした。
地上147メートルに位置し、どの席からでも大阪市内の眺望を楽しめることから「雲の上のダイニング」とも呼ばれる同店。アラカルトとコース料理の提供を、ビュッフェと選べるメインディッシュが付いたセミビュッフェスタイルに一新した。セールス&マーケティング部の中村梨奈さんは「セミビュッフェスタイルに変更してからは、カップルやファミリー層の来店が増え、以前よりカジュアルに利用していただけるようになった」という。
ビュッフェは新コンセプトの「季節感と新鮮さ」をもとに、約100種類を用意。「四季があり、海に囲まれている」という日本との共通点が多いことから地中海料理を多く取り入れたという。ロブスターやホタテなど魚介類が氷の上に並ぶ「シーフードオンアイス」や、併設するキッチンでピザや作って提供する「出来立て地中海のアラカルト」、季節ごとに変わる旬の前菜など。シェフのカービングサービスで提供する生ハムも。「ディスプレーにこだわった」というデザートコーナーは、溶けたチョコレートに果物などをつける「チョコレートファウンテン」や、手のひらサイズのカラフルなカップケーキが山積みに。アラザンなどのトップングを用意し、自身が好きなように飾り付けることができる。
メインディッシュは「サーモンのロースト グリーンピーマッシュ ケッパーソース」「豚ロース肉のロースト ナスのカポナータ アップルマスタードソース」など5種類から1品を選ぶ。別料金でアップグレードメニュー(1,972円~)も9種類用意。
総料理長のサイモン・A・フィッシャーさんは「新しいコンセプトとなったディナーは皆さまに喜んでいただけるものと確信している」と話す。
ディナーの提供時間は18時~21時。料金は、大人=8,197円~、子ども(4歳~12歳)=4,098円~。