大阪・難波の「エディオンアリーナ大阪」(大阪市浪速区難波中3)で9月1日~3日に行われるバスケットボールリーグ「Bリーグ」のカップ戦「錦秀会persents KANSAI EARLY CUP」で、たこ焼き発祥の店として知られる「会津屋」(西成区)初のフレンチ風のたこ焼きが販売される。
同リーグのグルメ企画「B.GOURMET(Bグルメ)」での一環で開発された同メニュー。同企画では、35歳以下の料理人を対象にした大会「RED U-35」で優秀な成績を収めたシェフと飲食店がコラボレーションし、地域の特産物や特徴を生かしたメニュー開発を行う。開発したメニューは各地区の「EARLY CUP」で販売し、レシピは飲食店に寄贈されるという。
フランス料理店「ボンヴィラージュ・オゼ」(岸和田市)のシェフの西山晋さんと会津屋がコラボレーションし、塩ベースのスープにムール貝と赤玉ネギ、インカのめざめ(じゃがいも)に会津屋のたこ焼きを合わせたメニューを開発。会津屋は1933(昭和8)年の創業以来、たこ焼きの洋風コラボメニューを出すのは初めてだという。西山シェフは「南フランスのスープをイメージ。たこ焼きのだしのうま味を生かしてリッチに仕上げた」と話す。
24日に行われた試食会では大阪を拠点に活動するプロバスケットボールチーム「大阪エヴェッサ」の選手が登場し、新メニューを試食。「さっぱりしていておいしい」「大人のたこ焼き。ビールに合いそう」など感想を話した。メニュー名は同チームの選手が決めて後日発表するという。
同メニューは期間中、エディオンアリーナの正面エントランスで各日限定100食を販売。価格は500円(予定)。販売時間は1日=14時30分~、2日=11時~、3日=10時30分~。