大阪・ミナミの戎橋筋商店街（大阪市中央区難波3）は10月5日から、体験型イベント「戎橋筋商店街　体験博2017」を開催する。

　商店街全体を博覧会場に見立て、店舗や商人が主体となり、さまざまな体験型のプログラムを提供するイベント。「平素できない体験を通じて、商店街や周辺地域の商いや街の魅力をお客さまに知っていただきファンになっていただくとともに、なんばの街で家族や知人との交流を楽しんでいただける機会を提供する」（同商店街）のが狙いで、毎年春と秋に開催しており、今回で15回目の開催となる。

　今回は「食・学・美」にフォーカス。立ち飲み店を巡るツアー「初めての立ち飲み、マイスターにお任せ！」や、ウラなんばや千日前のお薦めの飲食店を紹介する「あきんどが通う旨い店、教えますツアー」などの食べ歩き体験のほか、大寅本店でのかまぼこ作り体験、551蓬莱での豚まん包み体験、カリカチュア・ジャパンの似顔絵講座、カラオケ館のカラオケとフィットネスを融合したエクササイズ体験など、全27プログラムを用意し、計1000人が参加できる。飲食が伴うプログラムで有料のものもあるが、多くのプログラムは無料で参加できる。11月4日まで。

　商店街事務局の三枝翔子さんは「お店のホンマモンの商いや、ミナミのまちのさまざまな魅力を感じていただき、お店や街のファンになっていただこうと商店街のあきんどがプロデュースして、毎年秋と春に実施している。春は女性中心、秋は老若男女がご参加いただける。当日参加プログラムもあるので、ぜひご参加ください」と呼び掛ける。

　事前申し込みが必要なプログラムについては、公式サイトとはがきで応募を受け付けている。応募者多数のプログラムは抽選となる。締め切りは9月20日。