ホテル日航大阪（大阪市中央区西心斎橋1）2階のカフェレストラン「セリーナ」で11月17日、カニをメインにしたディナービュッフェ「カニ×カニフェスタ」が始まった。

小ぶりなイチョウガニ

　同ホテルの開業35周年を記念して初めて企画した同ビュッフェ。料理長の小西太郎さんは「スタンダードなズワイガニだけでなく、ベニズワイガニやクリガニ、イチョウガニなど7種を集めた。日本では珍しいカニもあり、これだけの種類をそろえるのは大変だった」と話す。

　同ビュッフェでは、ズワイガニ、ベニズワイガニ、ミナミタラバガニ、ワタリガニ、ソフトシェルクラブを冷製ボイルやちらしずし、コロッケ、フリットなど10種のメニューにアレンジ。シェフが目の前で焼き上げる「シェフパフォーマンスコーナー」では、焼きたてのズワイガニを味わうことができる。オプションメニューとして北海道沖産のクリガニ（4杯1セット＝4,180円）とヨーロッパ産のイチョウガニ（1杯＝5,500円）を丸ごと提供。両方とも、身とミソがしっかり詰まっているのが特徴特長という。テーブルにはカニの殻入れとハサミが用意され、自身でむいて楽しむことができる。

　店内は「カニの大漁祭」をイメージした音楽を流して旗を飾るなどして、にぎやかな空間を演出する。窓からは、11月12日に始まった「御堂筋イルミネーション」も見える。小西さんは「この機会に7種のカニを食べ比べて楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

　提供時間は17時30分～21時30分（土曜・日曜・祝日は17時～）。料金は大人＝6,050円、65歳以上＝5,720円、小学生＝3,025円。12月22日まで。