大阪ミナミの千日前に5月25日、創作鶏料理店「地鶏炭火焼 鶏樹(とりき)」(大阪市中央区千日前2、TEL 06-6636-0230)がオープンした。運営はOffice Zero Hand(北区)。
国産地鶏を使った創作鶏料理20種類を含む、60種類以上を提供する鶏料理の専門店。奥に長い82平方メートルの店内の手前にカウンター席=10席、奥にテーブル席=36席の計46席を設ける。内外装ともに木を多用し和風のデザインに仕上げた。客単価は3,000~3,500円を想定する。
看板メニューの「フォアグラ鍋」(2人前=1,980円)は、鉄鍋でフォアグラアを焼いて食べた後、染み出した脂にあっさりとした和風ダシのベースを注ぎ込み、鶏肉と野菜を煮込む一風変わった鍋。鍋の周囲にネギを敷き詰めるなどインスタ映えも意識した。鍋に入れる「〆(しめ)のうどん」(300円)は、バターも一緒に入れることでマイルドな味わいになる。
「本日のお造り8種盛り」(1,480円)は、鶏の白子ポン酢、鶏水晶、ふく鴨皮の酢味噌和えを含む8種類の盛り合わせ。串焼き(180円~200円)は「ささみ」「せせり」などの定番のほか、「三角」「玉ひも」(数量限定)など珍しい部位も提供する。「パクチー豚巻き」(290円)、「レンコン肉詰め」(350円)など鶏以外の創作串も用意する。
しめメニューとして、ホタテと昆布ダシで炊いたご飯に、玉ひものちょうちん(キンカン)の部分だけを使った「ズルすぎる玉子かけご飯」(数量限定、580円)や、トリュフ、フォアグラ、キャビアを使った「世界三大珍味の寿司」(980円)などを用意する。価格は全て税別で、別途お通し代として350円が必要。
同社飲食事業部の在木正準(ありきまさとし)部長は「焼き鳥は日本酒を塗ってから焼くことで、鶏のうま味を閉じ込めたジューシーなものができた。女性グループなど幅広い年齢の方にカジュアルに利用していただければ」と話す。
営業時間は11時45分~23時15分(金曜・土曜・祝前日は翌5時まで)。