大阪・南船場のギャラリー「ソラリス」(大阪市中央区南船場3、TEL 06-6251-8108)で7月3日、「カメラのおもちゃ展」が始まった。
写真家の吉川直哉さんが集めている「カメラのおもちゃ」を展示する同展は今回が初めて。会場には国内外のおもちゃ約100点を展示し、実際に触れる体験コーナーも設置する。
吉川さんがおもちゃのカメラを集めているのは、もともと数個所持していたものが「いつの間にか増えた」ことがきっかけ。今回フェイスブックで同展が始まることを発信すると、アメリカ人の友人がポーランドからチョコレートで作られたカメラを送ってくれるなど、友人や知人からどんどん集まったそう。
同ギャラリーの橋本大和さんは「おもちゃでも、フィルムカメラのようなデザインであったり、デジタルカメラのようなデザインであったりと、時代の変化が分かる」と解説する。「写真以外のモチーフを展示するのは今回が初めて。『おもちゃ』と言うとトイカメラと誤解されやすいが、本当に写せないおもちゃのカメラを置いている。実際にのぞけたり、音が出たりするものがあるので、触って楽しんでほしい」とも。
開催時間は11時~19時。入場無料。月曜休廊。今月15日まで。