大阪・宗右衛門町に和歌山ラーメン「きぶんや」-「まっち棒」の姉妹店

赤色基調に木製家具を使用した、温かみのある店内。

赤色基調に木製家具を使用した、温かみのある店内。

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 大阪・ミナミの宗右衛門町に5月30日、紀州和歌山ラーメン「きぶんや 道頓堀店」(大阪市中央区宗右衛門町1、TEL 06-6211-8055)がオープンした。

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 同店は、奈良で営業を行う「きぶんや 奈良富雄店」の2号店で、和歌山ラーメンブームの火付け役となった東京の「まっち棒」、神戸「あじゅち屋」の姉妹店。赤色を基調とし、木目調の家具を使用した温かみのある店内には、カウンターとテーブル合わせ20席を設ける。

 「奈良富雄店」で修行を積んだ職人によるラーメンは、豚骨と鶏がらを13時間以上かけて煮込み豚骨のうまみを絞り出したスープに、独自のしょうゆダレをブレンドした、濃厚な「豚骨鶏がらしょうゆスープ」が特徴。和歌山ラーメン特有の「臭み」を取り除くことにもこだわった。

 主力メニューは、地元では「中華そば」と呼ばれる和歌山ラーメン「中華麺」とオリジナル「つけ麺」の2種類。「中華麺」は、ベースとなる豚骨鶏がら醤油味の「源味(もとあじ)」(680円)、スープのうわずみ油を加えたこってり味の「熟成(じゅくせい)」(730円)、魚貝和風だししょうゆ味のあっさりした「淡成(たんせい)」(680円)の3種類で、「『淡成』は、豚骨が苦手な方や女性にもおすすめ」(富山功一店長)だという。サイドメニューやご飯もの、「和歌山では、ラーメンと一緒に食べるのが定番」(同)という「早寿司」(1個150円)も用意。ラーメンとご飯ものがセットになったランチは880円で提供する。

 富山店長は「昼はビジネスマンや地元の方、夜は飲みに行った帰りの方などを中心にご来店いただいている。臭みもなく食べやすいので、女性の方にもぜひ味わっていただければ」と話す。「大阪・ミナミで一番と言われる店にしたい」(同)と意気込みも。

 営業時間は11時30分~翌4時。

濃厚な「豚骨鶏がらしょうゆスープ」が特徴の「中華麺」(関連画像)渋谷・宮益坂に「ラーメンビル」-「まっち棒」など4店舗出そろう(シブヤ経済新聞)心斎橋に味噌ラーメン専門店「札幌えぞ梟」-「山頭火」の新業態(なんば経済新聞)「味集中カウンター」の博多ラーメン「一蘭」が道頓堀に関西1号店(なんば経済新聞)紀州和歌山ラーメン「きぶんや」

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