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「なんばスカイオ」内部公開 41店舗が出店、なんばエリアの求心力向上目指す

1階から2階エントランスを望む

1階から2階エントランスを望む

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 10月17日に開業する複合商業ビル「なんばスカイオ」(大阪市中央区難波5)が15日、報道陣に公開された。

【動画でレポート】なんばスカイオの内部をご紹介

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 南海電鉄が「なんばエリアの求心力向上」の基幹プロジェクトとして、「世界のNAMBAへ」をコンセプトに、「国際交流拠点」「日本の伝統文化の発信」「時代への呼応」を目指して開発。南海なんば駅の上に位置し、スイスホテル南海大阪、高島屋大阪店と隣接する。地上31階、地下2階、高さ約148メートルの高層ビルで、延べ床面積は約8万5000平方メートル。

 1階~9階の下層階に商業エリアとコンベンションホール、メディカルフロアを設け、10階のオフィススカイロビーを挟み、13階~30階にオフィスが入居する。1階でなんばCITYと大阪メトロなんば駅、2階でなんばパークス、3階で南海なんば駅、5階で高島屋大阪店、6階でスイスホテル南海大阪とそれぞれ接続する。

 10月17日にまず、2階~6階と10階の商業エリア「なんばスカイオ Shops & Restaurants」が開業する。全国初出店・新業態7店舗、関西初出店7店舗を含む41店舗(物販・サービス=32店舗、飲食=9店舗)が出店する。

 2階・3階の「ワーカーサポートフロア」と10階の「オフィススカイロビー」には日常利用とオフィスワーカーに向けた利便性の高い店舗を集めた。2階にはベーカリーカフェ「サンルヴァン」が西日本初出店するほか、カフェや雑貨店などが出店。3階には「いかりスーパー」が大阪南エリア初出店、「スターバックスコーヒー」が、全国6店舗目、大阪では2店舗目となる「スターバックス リザーブバー」を併設した店舗を出店するほか、ファッション関連店などが出店する。

 5階は、日本の伝統・文化、こだわりのJAPANブランド、安心安全な食をテーマに「体験する、学ぶ、訪れる」をコンセプトにしたフロア「伝統・文化の体験工房 ほんまもん」。雑貨店のほか、フードホール「ITADAKIMASU」には、「GOOD GOOD MEAT なんば」(肉)、「WADATSUMI」(魚)、「Double Doors Kitchen」(野菜・フルーツ・地方名産品)、「マルホ酒店」の4店舗が出店し、国内産の食材を味わえる。

 6階は、「食・体・美」をテーマにした「カラダのデザインサイト ヘルシー・ラボ」。全国初出店する象印マホービンの飲食店「象印食堂」では、同社の高級炊飯ジャーで炊き上げたご飯と、和をテーマにした家庭料理を提供。同じく全国初出店するごま専門店「金胡麻焙煎所」や、関西初出店する黒酢料理の飲食店「黒酢レストラン 黒酢本舗 桷志田(かくいだ)」、健康機器、美容機器の販売店などが出店する。

 7階・8階は「なんばスカイオ コンベンションホール」。多目的ホールと5つの会議室を備え、11月にオープンする。9階のメディカルフロアには「大阪なんばクリニック」が今月17日開業する。13階~30階のオフィスフロアへは、10階のオフィススカイロビーでエレベーターを乗り換える必要がある。オフィスフロアのうち、26階~28階の3フロアに、米国発のシェアオフィス「WeWork(ウィーワーク)」が関西初出店、12月のサービス開始を予定する。

 商業エリアの営業時間は、物販・サービス=10時~21時、飲食=10時~23時。

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