「なんばパークスタワー」(大阪市浪速区難波中2)3階に4月26日、カプセルホテル「ナインアワーズなんば駅」がオープンする。
運営するのはナインアワーズ(東京都千代田区)とビーロット(港区)。「ナインアワーズ」は、「シャワー」「睡眠」「身支度」の3つの行動に特化したカプセルホテルで、都心における「トランジットサービス」と名付ける。「ナインアワーズ」の由来は、1h(汗を洗い流す)、7h(眠る)、1h(身支度)の3つの行動時間を合計した9時間が由来。
気鋭のデザイナーを活用したデザイン性の高さで知られており、今回は成瀬・猪熊建築設計事務所(杉並区)が空間デザインを担当。水回りと身支度エリアを連続させ、その中にラウンジ機能を加えるなど、従来のフォーマットを再構築するという。
延べ床面積は約301坪で、客室数は男性=82室、女性=83室の合計165室。南海電鉄が所有し、ビーロットが事業主となり、ナインアワーズが運営を担当する。
宿泊料金は4,900円~で、チェックインは13時から、チェックアウトは翌10時まで。宿泊のほか、仮眠やシャワーのみの利用も可能で、仮眠は最初の1時間は1,000円、以降1時間ごとに500円増しで、利用可能時間は13時~21時。シャワーは1時間以内の利用で700円、24時間利用が可能。