「うる星やつら」のコラボカフェが3月30日、心斎橋筋商店街にある商業施設「心斎橋161」（大阪市中央区心斎橋筋1）2階「THE GUEST cafe&diner（ザ ゲスト カフェアンドダイナー）」内に期間限定オープンした。

店内に設置したフォトスポット

　高橋留美子さん原作の漫画「うる星やつら」生誕40周年を記念したコラボレーションカフェ。福岡を皮切りに、札幌、池袋、名古屋へと巡回し、同店はラスト出店となる。

　同店では、ラムや諸星あたるなど、主要キャラクターと一緒に撮影できるフォトスポットを設置。路面店の特徴を生かし、階段や窓にキャラクターのイラストを展示するなど、他店では実施しなかった試みも行う。店内は、原作の名シーンから抜粋したコマを天井からつるしたり、BGMやアニメを流したりなどして、客が作品の世界観に浸れる仕掛けを施す。

　メニューは、ラムとあたるの最後の鬼ごっこをイメージした「ボーイ ミーツ ガール パスタ」（1,393円）や、あたるとけんかしたテンちゃんが焦かした「テンちゃんの火災フレンチトースト ごめんねカード付」（1,501円）のほか、ビリビリキャンディがアクセントの「ラムちゃんのビリビリスムージー」（853円）など、フード、スイーツ、ドリンクで、キャラクターの性格や名シーンを忠実に表現。同時期に連載していた「めぞん一刻」のメニューも用意する。

　グッズショップも併設し、「マグカップ」（1,404円）や、「ピアス」（全2種、1,296円）など14種のカフェオリジナル限定商品を販売する。

　担当スタッフの宮木亜有美さんは「コアなファンの方はもちろん、『ラムちゃんしか知らない』という方にも、カフェをきっかけに作品に興味を持ってもらえたらうれしい」と話す。

　営業時間は11時～21時。5月28日まで。