釣った魚をその場で調理して提供する居酒屋「ジャンボ釣船 つり吉 難波店」(大阪市中央区千日前2、TEL 06-6630-8201)が4月24日、オープンする。運営はハッシン(浪速区)。
2017年に大阪・新世界に1号店をオープンし、エンターテインメント居酒屋として人気を集める同店。1年間で16万人以上が来店し、利用者の5割が外国人観光客だという。
子どもでも簡単に釣りを楽しめる「引っ掛け釣り場」のある地下1階=82席と、長さ15メートルの漁船を設置する1階=114席に分かれる。竿代は無料で、餌代は初回無料、2回目以降108円。同業態でフグを扱うのは関西で初めてだという。
釣った魚は刺し身や天ぷらで食べられるのが特徴で、タイやヒラメといった定番の魚から沖縄から取り寄せた5キログラムにもなるニシキエビやゲッコウガイなどの珍しいものまでがそろう。
通常メニューでは赤身、中トロ、大トロが入った「まぐろお造り3種盛り」(1,598円)や穴子、キス、エビなどを使った「天ぷら7種盛り合わせ」(1,166円)のほか、すしや串かつも用意する。客単価は約3,000円。
同社の加藤優輝販促企画部課長は「訪日外国人の多い難波エリアで新観光名所を目指したい」と意気込む。
営業時間は11時~23時。