道頓堀川をちょうちんで彩るライトアップイベント「道頓堀川万灯祭2019」の点灯式が7月1日に行われた。
1999(平成11)年に大阪青年会議所の事業として始まり、2003(平成15)年からは地元商店街などで構成する「いっとこミナミ実行委員会」(本部=道頓堀商店会)が主催するライトアップイベント。当初600灯余りからスタートしたが、とんぼりリバーウォークの延伸などに伴い規模を拡大。2013(平成25)年からは日本橋(堺筋)~深里橋(四ツ橋筋)の約800メートル区間に、約1300灯のちょうちんを飾り付けている。今年は過去最多となる1306灯が地元企業や有志により献灯された。
初日の7月1日に行われた点灯式では、いっとこミナミの上山勝也実行委員長、大阪市経済戦略局の柏木陸照局長、大阪市中央区の吉村浩区長、大阪市商店会総連盟の千田忠司理事長のほか、地元商店会のミスらが登場。上山さんは「(ちょうちんが点灯すると)道頓堀に夏が来たなと感じる」、千田さんは「2025年の万博に向けて、大阪の魅力を発信していきたい」、吉村さんは「大阪ではG20が成功裏に開催されたばかり。大阪の発展に明かりをともすイベントだ」とあいさつした。
点灯時間は19時~翌2時。8月31日まで。