金箔(きんぱく)の短冊をささ竹に飾る「七夕まつり」が6月14日、貴金属ジュエリーを扱う「GINZA TANAKA 心斎橋店」(大阪市中央区心斎橋筋1、TEL 06-6253-4111)で始まった。
「清水商店」の名で貴金属装身具卸として1892(明治25)年に創業した同社。創業者の山崎亀吉は「K18」「K24」など金の品位を示す規定を作り、日本の貴金属業界の発展に貢献した。
同店の七夕祭りは2001(平成13)年、「金を身近に感じてもらう」ために銀座本店で始まった。心斎橋店はオープンした2004(平成16)年から同イベントを開催。15回目となる今年は令和初の七夕を記念し、令和の文字が刻印された金箔の短冊を用意した。
来店者は「良い会社になりますように」「三兄弟が健康でありますように」「ウィンブルドン 大坂なおみ がんばれ」「ともに過ごせるパートナーが見つかるように」など、それぞれの願いを短冊に込めている。例年300~400枚ほどの短冊が期間中に飾られるという。
中村明生店長は「誰でも参加していただけるので、気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。
営業時間は10時30分~19時。今月7日まで。