大阪・ミナミにゆかりのある芸能が楽しめる「道頓堀川面舞台」が10月13日、大阪・道頓堀の相合橋特設ステージで開催される。主催はいっとこミナミ実行委員会(大阪市中央区道頓堀1)。
10月13日に道頓堀周辺で開催される「道頓堀リバーフェスティバル」の一環。お座敷芸のワークショップを中心に、トークショーや日本舞踊などを展開する。
道頓堀は、江戸時代から芝居小屋が立ち並び、多くの観客が集まることで街が栄えた。同イベントはその歴史と現在まで続く芸能を見て知ってもらおうと企画した。かつて栄えた南地花街で歌われた「南地小唄」「お座敷遊び」を体験できるほか、文楽・浪曲・日本舞踊・道頓堀GOTTA・OSK日本歌劇団のショーも行う。
オープニングイベントでは、道頓堀を舞台に人形浄瑠璃作家・近松半二を描いた「渦 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん) 魂(たま)結び」で2019年上期の直木賞を受賞した大島真寿美さんが登壇し、トークショーを開催する。
会場では、グルメイベント「ほんまもんバル」、よさこい大阪大会、OSAKAキッズダンス・スマイルフェスティバル、ミナミジャスフェスティバルなども同時開催する。当初予定していた10月12日のイベントは、台風19号の接近により中止する。
開催時間は15時30分~20時30分。観覧無料。小雨決行。