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南海電鉄が音楽バンドメンバー募集サイト「エブリバディ」 なんばパークスでイベント

エブリバディを手掛けるメンバー。松本さん(左から2人目)の音楽バンド「GARP(ガープ)」は、2018年末にメンバーを入れ替え再スタート。12月19日にシングルをリリースする

エブリバディを手掛けるメンバー。松本さん(左から2人目)の音楽バンド「GARP(ガープ)」は、2018年末にメンバーを入れ替え再スタート。12月19日にシングルをリリースする

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 音楽バンドのメンバーをマッチングするウェブサービス「Every Buddy(エブリバディ)」のリリースイベントが12月15日、なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)2階キャニオンコートで行われる。

毎週行うビジネスモデルのブラッシュアップ会議「ピッチ」の様子

 同サービスは、南海電鉄が2019年4月に始めた「新規事業開発プログラム」で事業化を目指す、南海フードシステムの松本恵さんと、南海電鉄の大橋優也さんが企画したもの。30年近く前に4人組の音楽バンドを結成した松本さんだが、活動が活発化したタイミングでメンバーの1人が病気のため活動休止、数年後にバンドが自然消滅となった経験を持つ。「年を重ねるうちにメンバーの生活環境が変わり、仲間とのバンド活動ができず、メンバー探しに苦労する人も多い」と松本さんは実感。そこで「音楽をやりたい人とやりたい人が、やりたい場所で音楽をできる」、人と人、人とスタジオやライブハウスといった場所をマッチングするサービスを思い付いた。

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 エブリバディはまず、バンドメンバーを募集したいプレイヤー同士のマッチングサービスとして12月20日にスタート。その後、来年2月ごろにはバンドが練習できる大阪府内の音楽スタジオのマッチング機能を追加し、来年3月末までに500人のプレーヤー登録を目指す。現在はウェブサービスの開発を進める傍ら、音楽スタジオを巡り、スタジオとしての登録を呼び掛けている。その後、エリアを広げ、4年間で40万人の登録を目指す。

 「新規事業開発プログラム」は、南海電鉄社長室新規事業部が直轄して始めた取り組み。2月にグループ全社員を対象に100人規模の説明会を3回実施、その後、事業立ち上げを望む「熱い思い」を持つ人を募集し、当初15人が手を挙げたという。週1回、「ピッチ」と呼ばれるブラッシュアップ会議を経て事業化に向けた準備を進め、現在は4チームが継続参加している。ピッチには、起業や新規事業開発を支援する「ボーンレックス」(東京都江東区)の室岡卓也社長と同社スタッフが毎回参加し指導。事業のミッションを決め、ビジネスモデルを作り、チームを作ってきた。既に第1弾として傘のシェアリングサービス「チョイカサ」の実証実験を8月に実施するなど、事業化に向け各チームが動きを見せている。

 リリースイベントの開催時間は14時~、16時~。各回共に音楽バンド「Ofuromates(オフロメイツ)」がライブを披露。エブリバディのリリースをアピールする。