全国に570のホテルを展開するアパグループ(東京都港区)は12月11日、大阪市浪速区で新たに建設するホテルの用地を取得したと発表した。
ホテル名は「アパホテル&リゾート」で、2023年秋の開業を目指す。地上39階建て、延べ床面積は約3万8000平方メートル。建設予定地はバスターミナルを併設するOCAT(浪速区湊町1)から徒歩1分。2031年に開業予定の「なにわ筋線」の新難波駅(仮称)からも徒歩1分の場所に計画している。
客室数は2064室で同社西日本最大。ダブル=1677室、ツイン=347室、トリプル=35室、スイート=2室、デラックスツイン=3室を予定。利用客の50%以上をインバウンドと想定し、共用部にはプール、フィットネスジム、大浴場などを設置する。
同社は大阪万博による需要拡大を見込み、大阪エリアにおいて大型ホテルの開発に注力。同ホテルに加え、2022年秋に開業予定の「(仮称)アパホテル&リゾート」、運営中の「アパホテル&リゾート」を合わせると大型ホテルは3棟・4686室となる。